船長さんの話

４月22日でＷ・クルーズも20日目、仲の良い夫婦でも旅は10日が限度
と言われていますが幸いにもポンコツハート夫婦の間には波風は立って
いません。血圧も良好で薬の量を半分にしているほどです。

船は昨日から紅海に入りました。航路が狭くなった為かコンテナ船に
よく抜かれます飛鳥IIは20ノットですがコンテナ船25ノットぐらい
出ます。
青い海原が広がっていますがなぜか紅海と呼ばれています。理由は種々
あるようですが高温のため発生する赤潮が有力だそうで、たしかに
暑いです。
冷房が無い時代のこの海の船旅は大変で、英国からインドに向かう場合
（portside outbound)は西日が当たらない左舷の船賃は高く
インドから英国に帰国する場合（satarbardside homebound)
の船賃は同じ理由で右舷が高かったようです。この海で西日の当たる
狭い船室は耐えがたい苦痛だと思います。私でも多少高くても日が当た
らない部屋にします。
船長さんの話では英語のＰＯＳＨ（上等・高級）の語源は此処からきて
いるそうです。