思い切ってワールドクルーズ〜飛鳥Ⅱ乗船日記

2019 アジア グランド クルーズ 乗船日記 更新中

2007-01-01から1年間の記事一覧

無事に帰国しました

このブログをお読みいただいている奇特な皆様にご挨拶が遅れましたが、7月12日(木)に無事帰国しました。 当日は6時に目覚めると房総半島らしい陸地が右舷の朝モヤの中にかすんでいます。 7時から朝食をとり11デッキに上がると浦賀水道は朝のラッシュでし…

消滅した7月6日

毎日楽しい日が続きました。随分色々な方たちと友達になり充実した船旅だったと思います。食事の支度をしなくてよいのは最高の幸せでした。 毎朝、気功の後お腹空いたなと思って、食堂に座ると朝から我家の夕食より豪華な和食(焼き魚、和え物、おひたし、納…

懲役6ヶ月

7月1〜2日の航海は時々フィヨルドの奥まで入り、海に落ちる氷河見物し、鯨がよく来る湾にとどまってホエールウォッチングなどをしながらゆくりとアラスカ沿岸を進みます。 運よく船尾の後方にジャンプする鯨をみました。 鯨のジャンプは豪快で、いきなり海…

ホワイトパス・UC鉄道

今日は海が陸地に深く切れこんだ氷河谷のどん詰まりスキャグウエーにきました。ここからは内陸のカナダユーコン州に鉄道や道路があります。今回のポンコツ・ツアーはゴールドラシュの時代に大変な犠牲を払って開通させたのに一度廃線になり、その後観光目的…

ポンコツツアー

6月26日〜28日まで3日間はは終日航海で、バンクーバー島などの島々とアメリカ大陸との間にある狭い水路を航行しジュノーにいきます。 インサイド・パッセージと呼ばれる水路ですがが、今回のクルーズの目玉の一つに数えられているほど、風光明媚な海峡…

ホンクーバー

6月25日サンフランシスコから2日の航海でバンクーバーに入港。 ゴールデンゲイト・ブリッジに似たライオンゲイト・ブリッジ(設計者は同じです)をくぐり市街地の中心に着岸しました。 帆船をいイメージさせる客船ターミナルは万博のパビリオンの有効利…

サンフランシスコ

6月21日の昼にゴールデンゲートブリッジをくぐり晴天のサンフランシスコ港のフィシャマンワーフの脇に着岸しました。 またまた入国審査に二時間かかりましたが2時に上陸できました。 先ず目の前にあるコイトタワーに上りサンフランシスコの概要を把握し…

カポサンルーカス(6月18日)

パナマを通過して太平洋に入ると海亀が多く見られました。船の左右を波に揺られながらプカプカと流れていきます。20ノットで走っている飛鳥と衝突しないかと心配しましたが意外と機敏に逃げるそうです。 イルカの群れにも良く出会い、イルカに追われた小魚…

パナマ運河通過

6月12日は早朝よりカリブ海側の入り口、コロン港の沖合いに待機していた飛鳥は、船団の2番船としてパナマ運河に入りました。 1番船は窓の無い6〜7階建ての細長いビルのようなKラインの自動車運搬船です。体積が大きく軽いので、風の影響を受けやすく…

セントラルパークのサイクリングと美術館巡り

6月2日土曜日の朝7時にハドソン河の90番埠頭に接岸しました。 5万トンの豪華客船がバックで車庫入れをするような着岸作業は、中々見ごたえがありました。1等航海士を舳先に見張りに立てて、船長は船腹に張り出したブリッヂに出て衆人環視の中で指揮をと…

コスタリカ

6月11日コスタリカのプエルトリモンに寄港しました。 コロンブスが第四次の航海で到着したコスタリカの大西洋岸の港です。 緑の山が近くに見え椰子の木が無ければ日本の風景に似ています。 永世中立の国で軍隊を持っていませんが治安は悪いようです。 ナマケ…

カリブのシュノーケリング

6月8日の寄港地コズメルはメキシコのユカタン半島の先に浮かぶ淡路島位の島でマリンレジャーの基地です。 飛鳥ではいつもプールで泳いでいるシュノーケリングの上手なN夫妻とタクシーで有料のチャンカナブビーチに行きシュノーケリングを楽しみました。 ここ…

大西洋横断とニューヨーク入港

遅くなりましたがニューヨーク入港の話です。ダブリン出航が5月25日ニューヨーク入港が6月2日の早朝でした。 大西洋横断に一週間かかりました。 タイタニックの沈んでいる海域は今回も濃霧でしたが現在は正確な氷山情報が有るので氷山との衝突は考えら…

ハバナ諸島ナッソー

ニューヨークを出てカリブ海のバハマのナッソーという、昔の海賊の根拠地、カリブの代表的なリゾート地に6月6日上陸しました。 ここはカリブ海クルーズの大型客船が三隻も停泊していて町の中は白人観光客が右往左往していました。 私たちはいつもダンスで…

お若い方

5月24日 リバプールはウォーカー美術館でルーベンス・レンブラントなどを鑑賞し、5月25日 ダブリンでは緑野のアイルランドをドライブして、古都キルケニーを観光、ヨーロッパに別れを告げて大西洋を横断してNYに向かいました。 西に向かう飛鳥IIは2つの…

ニューヨークあした着く予定

やっと終日航海日になりメールを書こうと思っていたら、大西洋上で低気圧に2回ぶつかり大揺れで中々メールが書けなくて困りました。おととい、気分が悪くなりそうなのを堪えて書いた長いメールをポンコツハートがチェックしていて間違って消去してまい怒り…

サザンプトン―思わぬ拾い物

5月21日は出港以来49日目、寄港地もオンフルール・アントワープと続いているので乗客も遊びつかれてイライラしやすくなっています。 そんなところに、サザンプトン港はコンテナ船が立て込んでいて飛鳥II入港は2時間遅れとなり観光のスケジュールが狂い、ポン…

屋根のない美術館

アントワープ入港は5月19日18時、まだ太陽は高く昼間です。 船内で軽食を取り、18時頃から市内見学をしました。先ず美しい鉄骨建築で有名なアントワープ中央駅、次にマルクト広場とフルーン広場を巡り、ブロンズ像に化けた大道芸に寄付をして、カフェで地ビ…

エトルタまで遠足

5月18日オンフルール、自然派志向ポンコツハート夫妻は「教会」と「美術館」巡りに飽きたのでフランス版ドーバーの白い壁のエトルタの絶壁に行くことにしました。 バスを乗り継ぐ小旅行なので一番に朝食をして出発、昨日予行演習で行ってきたしルアーブル…

オンフルール(ヨーロッパの宗教休日)

オンフルール(5月17日フランス)は対岸のル・アーブルに港の機能を奪われたため、風情のある街並みが残り、多くの芸術家(クールベ、モネ等の印象派の画家)が愛した街です。 M田夫妻を誘い、港の入り口から見える美しい世界第三位の橋を渡りたいのでル…

大揺れの大西洋と猫に小判のボルドー

地中海から大西洋に出て暫くは静かだった海がポルト港をでた途端、低気圧の来襲で大きなうねりを受けて本格的に揺れだしました。 さすがの飛鳥IIもエレベータを上下しているような大揺れで、船室の窓の外が空になったり海になったりします。幸い酔い止め薬の…

オポルト

5月13日(ポルトガル)低気圧の影響で大きなうねりに追われるように、朝五時ごろオポルト港に入港。日本の地図にはポルトと記載されていますが、こちらでは定冠詞をつけてオポルトと言います。 『ポルトガルの宝石」と称されるポートワイン産地、醸造の途…

やっとバルセロナ

この日(5月11日)のバルセロナは開港以来初めての賑わいで客船が10隻寄港し13000人の観光客が右往左往していたのでサグラダファミリア教会を敬遠してグエル公園とバットリョ邸を見学しました。 グエル公園はガウデイとグエルが組んで開発した宅地造成…

マルセーユ

マルセーユ(5月9日)の港から見渡すと直ぐそばに岩窟王の舞台となったイフ島という島が見える。 K氏夫妻と朝食事の時に偶然お互いがイフ島に行くことが分って一緒に行くことになった。 桟橋で切符を買って船に乗り込むと、港岸を通りがかった飛鳥の知人が…

ピサとルッカへの遠足

5月7日リボルノ港イタリア到着。朝起きたら川崎のコンテナ埠頭のような港に着いていて甲板で吸った空気も排気ガス臭い。 タクシーの相乗りでリボルノ駅に行き、70kmくらい離れたルッカまで電車の切符を求め乗り込む。 乗り換えのピサ駅では5分しかない、…

マルタ騎士団の根拠地

バレッタ(5月5日)はマルタ騎士団の根拠地で神聖ローマ帝国のカルロス五世から賜った領土です。 エルサレム・キプロス・ロードスと善戦むなしく回教徒に追われて退却を続けてきた聖ヨハネ騎士団がキリスト教徒代表してを死守した要塞都市です。 飛鳥IIは船…

アテネ観光

アテネ(5月3日)の外港ピレウスは忙しい港です。 飛鳥IIも早朝より港外に待機して、フェリーが動き出す前の7時に接岸をすませました。 その後はエーゲ海の島々を結ぶフェリー・双胴船・水中翼船がひきっりなしに湾内を走り回ります。 ギリシャは古代より…

ウスクダラはるばるたずねてみたら

イスタンブールでは歌にあるウスクダラにいってきました。 1.3リラ(120円)のフェリー代でヨーロッパからアジアに渡れます。 船上からの景色もいいし、チャイも売りに来てくれますが、直に注文しないと船が対岸についてしまいます。私達は飲みそこないまし…

ウクライナ

昨日(29日)朝イスタンブールを出航して花と緑の美しいボスポラス海峡を通り黒海の北の端にあるウクライナのオデッサに寄港して居ます。 接岸した飛鳥の目の前に「ポチョムキン号の反乱」で有名なポチョムキンの階段が見えます。地理的に稚内より北のこの…

スエズ運河通過

今朝(25日)は6時に飛び起きて15時ごろまでかかったスエズ運河(162KM)の 通過を楽しみました。 他の乗客も昨日のカイロツアーの疲れも見せず早朝からデッキにでて 運河の風景や船員達の作業を見守っています。 飛鳥は北行き船団30隻の一番船としてパ…