思い切ってワールドクルーズ〜飛鳥Ⅱ乗船日記

2019 アジア グランド クルーズ 乗船日記 更新中

エジプトのオプショナルツアー

一昨日(23日)は、エジプトの保養地でダイビングポイントとして有名な
シャルムエルシェイクの二箇所で初体験のシュノーケリング
をしました。
気温は32度あるのに水温は23度しかなく、折角の透明度の高い海で
見たこともない、色とりどりの魚が一杯泳いでいるのに20分浸かって
いるのがせい一杯でした。
ドイツ人のダイバー達は頭まであるウエットスーツを着ているので
私達の遥か下まで潜って楽しんでいました。
5時間程の駆け足観光と滞在型観光の違いでやむをえないと思います。

昨日(24日)はポートスエズからバスに乗りギザのピラミッドと、カイロの考古
学博物館を見学しました。
ピラミッドは実際に見るとよくもこんなに巨大な石を人力で積み上げた
ものだと驚かされ、薄暗い玄室ではなにやら神秘的な霊気を感じました
が、外に出て入り口のお巡りさんと並んで写真を取ったらチップを要求
されたのにはビックリ、現実のエジプトに引き戻されました。
みやげ物店で値段の表示の無いアクセサリーを買う気もないのに値切り
時間つぶしをした後、午後6時半から考古学博物館を貸切って「ツタンカ
ーメン」と「ミイラ」中心にガイドを受けました。
貸切とはいえ古代エジプト3000年の宝物を2時間で観賞するのです
からガイドも我々も忙しいこと、まさにコマネズミのように館内を走り
回り、カイロ大学日本語学科を卒業したガイドの早口言葉のような説明
に聞き入りました。それにしても素晴らしい日本語でした。
午後8時半に博物館を出て、行きと同様にバスはパトカーに前後を守ら
れて、高速道路を疾走してポートスエズにかえりました。
エジプトの交通事情はかなり猛烈で、交差点に信号機があても殆どは
黄色の点滅信号で早い者勝ち、強いもの勝ち状態でした。バスが交差点
で立ち往生するとバスの後ろに着いたパトカーがサイレンを鳴らして
他の車をけん制します。おかげで無事帰りましたが途中でトレーラー
が横転してタイヤが燃えている事故を目撃しました。観光は大事な産業
ですから警察が出動するのも納得です。
また、ついでの話ですがタクシーには100パーセント料金メーターがつい
ているそうですが、100パーセント使われず乗る前に事前交渉が必要だそ
うです。

今日はスエズ運河通過で一日楽しめそうです。