思い切ってワールドクルーズ〜飛鳥Ⅱ乗船日記

2019 アジア グランド クルーズ 乗船日記 更新中

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

サザンプトン―思わぬ拾い物

5月21日は出港以来49日目、寄港地もオンフルール・アントワープと続いているので乗客も遊びつかれてイライラしやすくなっています。 そんなところに、サザンプトン港はコンテナ船が立て込んでいて飛鳥II入港は2時間遅れとなり観光のスケジュールが狂い、ポン…

屋根のない美術館

アントワープ入港は5月19日18時、まだ太陽は高く昼間です。 船内で軽食を取り、18時頃から市内見学をしました。先ず美しい鉄骨建築で有名なアントワープ中央駅、次にマルクト広場とフルーン広場を巡り、ブロンズ像に化けた大道芸に寄付をして、カフェで地ビ…

エトルタまで遠足

5月18日オンフルール、自然派志向ポンコツハート夫妻は「教会」と「美術館」巡りに飽きたのでフランス版ドーバーの白い壁のエトルタの絶壁に行くことにしました。 バスを乗り継ぐ小旅行なので一番に朝食をして出発、昨日予行演習で行ってきたしルアーブル…

オンフルール(ヨーロッパの宗教休日)

オンフルール(5月17日フランス)は対岸のル・アーブルに港の機能を奪われたため、風情のある街並みが残り、多くの芸術家(クールベ、モネ等の印象派の画家)が愛した街です。 M田夫妻を誘い、港の入り口から見える美しい世界第三位の橋を渡りたいのでル…

大揺れの大西洋と猫に小判のボルドー

地中海から大西洋に出て暫くは静かだった海がポルト港をでた途端、低気圧の来襲で大きなうねりを受けて本格的に揺れだしました。 さすがの飛鳥IIもエレベータを上下しているような大揺れで、船室の窓の外が空になったり海になったりします。幸い酔い止め薬の…

オポルト

5月13日(ポルトガル)低気圧の影響で大きなうねりに追われるように、朝五時ごろオポルト港に入港。日本の地図にはポルトと記載されていますが、こちらでは定冠詞をつけてオポルトと言います。 『ポルトガルの宝石」と称されるポートワイン産地、醸造の途…

やっとバルセロナ

この日(5月11日)のバルセロナは開港以来初めての賑わいで客船が10隻寄港し13000人の観光客が右往左往していたのでサグラダファミリア教会を敬遠してグエル公園とバットリョ邸を見学しました。 グエル公園はガウデイとグエルが組んで開発した宅地造成…

マルセーユ

マルセーユ(5月9日)の港から見渡すと直ぐそばに岩窟王の舞台となったイフ島という島が見える。 K氏夫妻と朝食事の時に偶然お互いがイフ島に行くことが分って一緒に行くことになった。 桟橋で切符を買って船に乗り込むと、港岸を通りがかった飛鳥の知人が…

ピサとルッカへの遠足

5月7日リボルノ港イタリア到着。朝起きたら川崎のコンテナ埠頭のような港に着いていて甲板で吸った空気も排気ガス臭い。 タクシーの相乗りでリボルノ駅に行き、70kmくらい離れたルッカまで電車の切符を求め乗り込む。 乗り換えのピサ駅では5分しかない、…

マルタ騎士団の根拠地

バレッタ(5月5日)はマルタ騎士団の根拠地で神聖ローマ帝国のカルロス五世から賜った領土です。 エルサレム・キプロス・ロードスと善戦むなしく回教徒に追われて退却を続けてきた聖ヨハネ騎士団がキリスト教徒代表してを死守した要塞都市です。 飛鳥IIは船…

アテネ観光

アテネ(5月3日)の外港ピレウスは忙しい港です。 飛鳥IIも早朝より港外に待機して、フェリーが動き出す前の7時に接岸をすませました。 その後はエーゲ海の島々を結ぶフェリー・双胴船・水中翼船がひきっりなしに湾内を走り回ります。 ギリシャは古代より…

ウスクダラはるばるたずねてみたら

イスタンブールでは歌にあるウスクダラにいってきました。 1.3リラ(120円)のフェリー代でヨーロッパからアジアに渡れます。 船上からの景色もいいし、チャイも売りに来てくれますが、直に注文しないと船が対岸についてしまいます。私達は飲みそこないまし…

ウクライナ

昨日(29日)朝イスタンブールを出航して花と緑の美しいボスポラス海峡を通り黒海の北の端にあるウクライナのオデッサに寄港して居ます。 接岸した飛鳥の目の前に「ポチョムキン号の反乱」で有名なポチョムキンの階段が見えます。地理的に稚内より北のこの…