思い切ってワールドクルーズ〜飛鳥Ⅱ乗船日記

2019 アジア グランド クルーズ 乗船日記 更新中

ウスクダラはるばるたずねてみたら

イスタンブールでは歌にあるウスクダラにいってきました。
1.3リラ(120円)のフェリー代でヨーロッパからアジアに渡れます。
船上からの景色もいいし、チャイも売りに来てくれますが、直に注文しないと船が対岸についてしまいます。私達は飲みそこないました。
ガイドブックにはアジア側は治安が悪いと書いてあり心配しましたがフェリーを降りても怪しげな日本語を話す物売りはいないし、ドネルケバブは1リラで物価は安いし、道を聞いても親切で人が純朴な感じです。
まず、海峡の岩礁に立つ灯台(クズ島)に渡し舟で渡り見晴らしの良い灯台の上部の喫茶室でトルココーヒーで午前のコーヒータイム。
海峡をを行きかう船と対岸の一味違うアヤソフィア・ブルーモスク等を眺めました。実に様々な船が通過します。経済の大動脈だと思いました。
トルコもこの海峡をコントロールしている限り安泰だろうし西欧列強の干渉に耐えてよく守りきったと思います。やはり、この国では改革を成功させた、ケマルアタチュルクが尊敬されているの理解できます。
昼食は勿論安くて美味しい屋台のドネルケバブです。はさんである生野菜を食べないようにしたので、その後お腹の問題は起きていません。

午後は夏の離宮(ベイレルベイ・サライ)に向かいました。離宮方面のバス停をお巡りさん訪ねたら、発車間際のバスを止めて運転手にわが夫婦の行き先を言ってくれました。その上目的地が近付くと乗客たちが次で降りろと教えてくれます、確かにトルコは親日的かも知れません。
離宮は小ぶりですが海峡に面した庭園が素晴らしく観光客も少なく気持もよい散策が出来ます。ただ残念なことに日本語ガイドがありません、スペイン語・仏語・独語はありますが、苦手でも英語を選択せざるをえませんでした。
そのガイドの上品な中年女性が、説明を一区切りさせるたびに、出来の悪い生徒を見るように、小生を見るのには閉口しました。
帰路もローカルバスとフェリーを乗り継いで無事に帰船しました。