思い切ってワールドクルーズ〜飛鳥Ⅱ乗船日記

2019 アジア グランド クルーズ 乗船日記 更新中

お若い方

5月24日 リバプールはウォーカー美術館でルーベンスレンブラントなどを鑑賞し、5月25日 ダブリンでは緑野のアイルランドをドライブして、古都キルケニーを観光、ヨーロッパに別れを告げて大西洋を横断してNYに向かいました。
西に向かう飛鳥IIは2つの低気圧と遭遇し大揺れでしたが、酔い止めの薬のお陰で何とかなりました、ただ、パソコンに向かえるような状態ではなく、すこし旅の報告が遅れています。

飛鳥乗客の平均年齢は70歳で今回のクルーズ中に65歳の誕生日を迎えたポンコツハートは「お若い方」と呼ばれるし、コマネズミのように戦後生まれの女性は貴重な存在です。

従って、寄港地のツアーはこの平均年齢が標準になっているようでテンポがゆくりです。
とくに、トイレ休憩や食事の時間はヨーロパのトイレ事情を勘案してたっぷりとってあります。高齢者にとってはトイレの間隔が短くなっているのでやむを得ません。
また、教会の鐘楼など高いところに登る観光スケジュールはまずありません。骨折や心臓への危険を考えて、馬鹿の高上がりはしないようですが、我々にとっては少し物足りないツアーになっています。

そんなわけで、ヨーロッパの寄港地ではできるだけ夫婦単位の単独行動をしました。もちろん失敗もありましたが、それがこの旅を思い出深いものにするスパイスになっています。また、オプシュナル・ツアー代金の節約いう大きいメリットもあります。
強いてあげれば不満はその程度で、寝ているうちに次の寄港地に連れて行ってくれ、部屋の掃除はメイドさんがしてくれて、部屋を出たらば5分で食事が出てくる、という文句のいいようの無い状態で引き続きクルーズを続けられそうです。