コモド島
2月5日曜日
今日はこのクルーズ目玉のコモド島でコモドドラゴンに会います。
コモド島はインドネシアのバリ島のすぐ隣の小さな島です。島全体が薄緑色の草に覆われた起伏に富んだ山で、まるで群馬県の妙義山のようなギザギザと面白い形で美しい島です。
27歳の巻き舌英語を話すインドネシア人のガイドと一緒に一時間ほどタマリンドの林の中を、どこからコモドドラゴンが出てくるかとキョロキョロ期待を膨らませて歩きました。
先頭の人から「出た〜」との声で身構えると、3メートルもある大きなトカゲが三匹と、少し小さな体のメスが一匹いました。子供のドラゴンはすばやく逃げてしまいましたが、大きい方は逃げずに、首を持ち上げ先の割れた長い舌をピロピロさせています。
この舌から毒のある液を出して、馬や猪、シカも食べてしまうそうです。卵から孵った子供のドラゴンは母親や大人たちに喰われないように、すぐに木に登り三年ほど、木の上で生活します。
3年前にガイドが襲われる事故があったといわれました。おとなしそうに見えても侮れない肉食のオオトカゲです。
今は餌付けされて50年ぐらい生きているそうです。
私達は無事に帰りましたが、後続のグループは熱帯特有のシャワーにあってずぶぬれになったと言ってました。