思い切ってワールドクルーズ〜飛鳥Ⅱ乗船日記

2019 アジア グランド クルーズ 乗船日記 更新中

ブルネイ

2月18日
ボルネオ島にあるブルネイに到着。
ブルネイイスラム教のスルタンによる立憲君主国で
天然ガスと石油生産国で大変お金持ちの国です。
五年前にも飛鳥で寄港したことがありますがびっくりするほど発展して首都のバンダルスリブガワンは賑わっていました。
23日に建国記念日の式典があるので学生たちがパレードのリハーサルを大きな広場でしていました。

ブリッジの先生からブルネイ川のマングローブの林のクルーズが面白いと聞いていたので、現地通貨リンギットを用意して川べりに歩いていくと若いお兄ちゃんが乗らないかと向こうから声をかけてきたので、値段交渉(30ブルネイドル約3000円)成立して乗り込みました。4人ほど乗れる小さなボートです。
時速70キロの猛スピードで飛ばすので日除けテントのポールにつかまりながら、髪の毛も逆立ち、暑さもすっ飛ぶ爽快感でした。
30分程で鼻が長く垂れ下がったテングザルの生息地に着きました。
なかなか天狗サルが出てこないな~と思っていると、船頭がいきなりボートのスクリューを上げエンジンをふかし水を茂みに向かって撒き散らすと、隠れていたテングザルがびっくりして木に飛び移りました。

私たちにはただオレンジいろの体が見えただけでしたが、当初の目的を果たしたのでまたジェットボートのように波の上をバンバンと飛びながら波止場に戻りました。


彼は31歳で結婚しており子供2人いて教育費、病院は無料、しかも水上生活は電気ガス水道はただで、食費も魚や海老はいつでもすぐに釣れ、生活費はかからないと言っていました。
今回の旅で一番スリリングな体験でしたし、彼はとっても親切だったのでチップもあげました。