ベトナム最後の王朝の首都フエ
2月6日、ベトナムの工業港チャンメイに到着しました。大きい桟橋はありますが周りは山に囲まれた湿地が広がった殺風景な港です。
下船してオプショナルツアーに参加です。朝8時に出発で一時間半もバスに揺られてフエにあるグエン王朝のお城と王様の廟に行ってきました。
ベトナムは丁度旧正月なのでにぎわっていて、道路はバイクがひしめきあっていました。
しかも4人の家族が一台に乗っているのがざらです。
我が家の孫三姉妹が電動自転車に四人乗りしているのを思い出し窓から見てハラハラしました。
私達のバスの運転手さんは気が荒いせいか2号車にもかかわらず、1号車を追い抜き警笛を鳴らしてバイクを蹴散らしていました。
道端の湿地帯では海老を養殖していて、「フォレストガンプ」の映画を思い出しました。
グエン王朝4代目のトウドゥック帝の霊廟は広大な敷地に睡蓮の咲く池や松林に囲まれた美しい所でした。
旧正月のための供花なのでしょうか、黄色い菊鉢植えの花がいっぱい飾ってありました。
王様は身長が150センチしかなく、天然痘の後遺症で
142人の妃がいながら子供が生まれなかったそうです。兵馬俑のような石像の兵隊も王様に合わせて小さいからだでした。
フエ王宮はベトナム戦争で147有った建物は破壊されましたが、主な建物は日本の援助などで再建されています。
気温28度にしては比較的涼しかったのですが、やはり日向に出ると日差しが強く暑かったです。
チャンメイを出航してタイのレムチャバンに着くまで3日間のクルーズになります。
朝6時半のラジオ体操に始まって、ストレッチ体操、午前と午後のコントラクトブリッジ、5日ぶりにダンスレッスンも再開し船上生活も一段と忙しくなりました。
昨晩は天気も良く夜11時から洋上で星空観測をしました。夏の大三角形や南十字星、オリオンなど照明を消したデッキからはっきりと見えました。